世界を放浪したい医学生の旅ブログ

海外で働きたい医学生がバックパッカー旅をするブログ

総括

【総括】

(好きな風景、ベトナムハノイ ホアンキエム湖のほとり)
 

出発するまでは3年ぶりの海外ということもありLCCは墜落しないか?テロリストが入ってこないか?とかとても心配だった。
 
でも今帰りの道中では取り越し苦労が多かったと感じる。
 
それぞれの国での体験を振り返る。
 
 
 
【タイ】
ゲストハウスの水周りが程よく汚く、海外に来たことを実感。
アユタヤ遺跡は最後は全部同じに見えてきた。まだ壁を壊せず周りの参加者に英語で話しかけられず、ツアー系は1人で参加するものじゃないなと感じる(それでベトナムでのハロン湾ツアーはやめた)
 
屋台とショッピングモール、高級車とトゥクトゥクなど、今と昔が程よく混ざった都市だった。
 
初日はクラクションと排気ガスの匂いにやられ、体調を崩したが良い意味で今後の旅の覚悟が決まった。
 
電車などは乗りやすく、実際に住める度は★★★★☆といったところであろうか。
 
 
 
【インド】
4年ぶりのコルカタ
良くも悪くも幻想が壊され、目の前に存在するものとしてインドを体感。
 
ここには住めないな…と感じた一日目は辛かったが、日本人とも合流して友達もできて終わりよければすべてよし、な日々だった。
 
インドで会う人とは意気投合することが多い(大変な環境だからこそ同郷意識が強くなるのかな)ので、国自体はそんなに好きじゃなくても人が好きだから何度も行ってしまうのだと実感。
 
ゲストハウスとホストファミリーの家両方に滞在してみて、1人でフラフラしていて偶然の成り行きで発見する人や体験が好きだと分かった。 
 
ボランティアで心が折れたり、自分の足がないと生きられないハードな環境に身を置いて頑張れる自分を発見してまたまたちょっと自己満足。
 
3日目くらいで英語のモチベーション爆上がり。友達を作りたいから練習するのね。
 
ホストファミリーや他のボランティアとも英会話だったのでこの期間で一気に英語力が戻ってきた感覚。あとはボキャブラリーだ!英語日記を書こう。
 
タイより自然が多い国という印象。
ゲストハウスが綺麗すぎて癒された。
 
しかしベトナム人を見ながらも自分は観光客なんだよな〜の気持ちが拭えない。
快適に過ごさせてもらっているんだよなぁ…
 
先生と会えて海外で働くイメージが掴めた。頑張れば実現すると思う。 
「旅好き」が集まっている環境だった。
 
でも同時にもっと困っている人を助けられないのか?贅沢ではないか?など考える。
 
 自分のキャリアなので自分で決めれば良いと思うが、どこまで「自分」を中心にキャリアを考えて良いものか悩む。
 
都市としてはバンコクより好きだった。しかしインフラ整備はバンコクの方が進んでいたため、住める度は★★★☆☆。
 
 
【総括】
今年は海外に行くリハビリ的な意味もあった。計画から実行までバッチリだった‪.ᐟ
 
特に大きなトラブルなく終えられると思うので、今回の旅は大成功だったといえる。
 
 しかし観光は誰でも出来ると思ったのも事実。なので、来年はもっと目的がある医療ボランティアなどに参加したい。
 
また今回の旅の目的は「将来やりたいことと働きたい場所を見つける」だった。
 
インドが候補から外れたのはある意味良い成長。記憶は美化されるからね。
 
 
①働きたい場所
これまで自分が海外で働きたいのは海外が「毎日成長を感じられる環境/殻を破れる場所」になり得るからだと思っていた。
だから日本国内でも刺激的な場所で働けば満たされるはずだと。
 
でも今回来てみてそれだけでは無いと感じた。
 
多分、自分は異文化の中に浸るのがそもそも好きなのでは?と。
 
それに色んな文化的背景の人がごちゃ混ぜになって一緒の目標に向かって働くの素敵。
 
 
日本で外国人が沢山いる環境で働く、もアリではあるけどそんな環境あるのかな?
 
 
つまりキーワードは「自己成長を感じられる環境」と「異文化」らしい。
 
 
 
②将来やりたいこと
日本と海外で異なる総合診療の概念を知れたのは本当に収穫。
 
日本の総合診療は病院によってやることが全然違う!らしい(この辺要勉強)。
海外は、最初に行く街のお医者さんが総合診療医。
 
 
人と話して直接助ける仕事がしたい→医者→総合診療まではOK。
 
どんな総合診療をするか?だと思った。
非常にぼんやりしているぞ。
 
海外行きたいは明確だけど、実際の医者として何をしたいか?が曖昧。
詰める必要あり、、
 
 
◎実感まとめ
・医学に英語、勉強のモチベーションがとっても上がった。
・しかし環境が悪すぎるところでは暮らせないと実感
・適応力はあるけど体力はない(故に無理しがち)と実感 
 
 
ーーー
この旅の目標であった「将来住みたい(住めると思える)国を探す」は達成できた。
そして何より私は日本の外の文化に触れるのが好きということを実感した。
コロナで2020年の3月に留学から帰国してからの3年間の間、もやもやしていたものは晴れた。
 
味をしめたので来年の春もどこか海外に行こうと思う。
たくさんの国に行きたい、という欲とその国を深く知りたい、という欲を両立する術を探りつつ、2023年春に再び幕を開けた面白い国に行こうキャンペーンはまだまだ続く予定である。
 
 
適当なブログですが、ちょくちょく更新する予定なので、暇な方がいたら是非覗いていってください。