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ミラクルな日🎫 2024/02/28


○ガヤ→パトナ→ハジプル


朝宿をチェックアウトして出発。朝は元気な気がするのに、宿の外に足を踏み出すと一気に元気が吸い取られるような感覚になる。

人力のリキシャに声をかけられた。これまで人力のは乗ったことがなかった。私は癖でノーと言ってしまったが、荷物も重いので乗ることにしてみた。私はリュックを背中に背負っているのでしっかり座れず,お尻はみ出るの巻。車,バスと同じ車道をフラフラしながら走るので特に溝があるところなどは振り落とされるのではないかと恐怖だったがさすがプロ、上手く避けて操作しながら走る。無事に駅に着いた。しかし、元の値段の2倍をふっかけられた。案の定インド。

 

朝食は山盛りビリヤニ



・ジェネラルの列車に乗った

パトナに行くために列車に乗る。チケットを当日まで取らなかったので当日朝に取ることにした。色んなサイトなどを見ていると当日チケットを取るのは至難の業で、車内も地獄絵図だと書いてあったのでかなり身構えていた。


さてガヤ駅のチケットカウンターに行きジェネラルのチケットが欲しいというと、パトナ行き?二人?オッケー(だるそう)というやりとりだけで当日券が取れた。3時間程度乗車、11キロで50ルピー。あまりに簡単に取れて拍子抜けした。

チケット

ホーム



インド人が席に座らせてくれた。ありがたい。そして座ると案外快適では?となったのも束の間、途中の駅でどんどん人が乗ってきた。3人掛けくらいのスペースに4人座る羽目になり、肩と肩がぶつかって肩が凝った。

各駅停車なのでなかなか進まず。窓は開放だったので空気が綺麗だったのが救いだった。車内販売(???)で頻繁に水、謎のナッツ,変な揚げ物売りが回ってくる。なかなかに味わい深い。

物売りが定期的に乗り込んでくる

路線の途中では、スラム状態の家や自然と同化している家などもたくさん。日本に生まれたのはなかなかの確率だったなあと感じました。

そしてようやく到着。
疲れたのでアイス屋さんに行った。


行くのも一苦労。あまりに交通量が多く全部の車がクラクションをこぞって鳴らすので音も大渋滞である。道を渡るのも日本人的には命懸けだった。ネパールの道路状況,どんな感じなんだろう。

 

本来はパトナ止まりで良いかな〜と思っていたがまだ日もあるので次のハジプルまで行ってみようということになった。これはバスで大体2時間弱らしい。バス自体は簡単に見つかった。ギリギリ座れて出発。

バス



しかしこちらでも3人席なのに四人座ってきた。はじに座っていたため、お尻半分以上押し出される。バランスを崩すと後ろのインド人に突っ込むので必死で脚で支えながら乗っていた。まあまあキツかった。

・ミラクルも起きるもんだ

ハジプルからゴーラクプルへの列車チケットもまだない。本当は明日の朝窓口に行って取ろうとしていた。

 

しかしミラクルが起きた!バスを降りると、メガネかけたインド人が声をかけてきた。どうやらこの人も列車のチケットを取るらしいので,私たちも取りたいけど予約どうすればできる?と聞いたら,予約カウンターまで連れて行ってくれた!

 

そしてなんやかんやガヤガヤしてもう席がないと言われたりしたが,なんとそこにいた周りのインド人も列車の時刻を調べてくれたりし始め、よくわからないけど予約の紙を窓口から手渡された!そこに列車番号や名前などを書けばいいらしい。隣のインド人が紙を奪って列車番号を書いてくれた。

 

窓口に出すと,中のおじさんが窓口の中においでと言ってくるので入ってみた。するとどうやら私たちに「特別救済チケット」なるものを発行してくれたらしい!quoto ? だとウェイティングリストだけど,私たちのチケットはtatkal というもの。後で調べてみたら発売のタイミングが複雑だったり(https://around-india.com/1612-india-train-tatkal/#index_id1)よくわからないが,とにかく取れた…

とれた、、、

窓口内で、「tea好き?」と言われたのでYESと言ったらチャイまで振舞ってもらった(念の為の他の職員も同じものを飲んでいたから安全だと判断して飲んだら)。

美味!

インド,何があるか分からない…。
今日のまあまあやばいジェネラルに今度は6時間弱乗るのか…と思っていたらチケット予約までできた。

 

・旅の時だけおじさんになりたいwwと思った出来事

だけどここで思ったことが。インド人男性は日本人男性に声を掛ける。hey bro!な感じで気軽に。でも、日本人女性にはあまり声をかけない。インド人女性は奥ゆかしいのであちらから声をかけてくることはあまりない。
ということで女一人旅だとなかなか偶然のヘルプというのは降ってこない。
さっきの駅窓口でも,チャイをもらって去る時に握手求められたのだが,男性職員と握手しようとしたらなんか控えめだった。指先程度。で、奥の女性職員と握手してあげてくれ的なことを言われて私はその女性職員と握手した。
インド,いまだに男女差があるんだなあ…
日本に生まれて良かったと思った。

風景

・インド人、全部疑わないと危ない気がする↔︎親切なインド人 の葛藤再び

 

その後,宿も無事に確保したので夕飯を食べに。今回の旅はまあまあお腹が空くので,屋台ではなくて店に入ろうとなる。駅に面した通りに店がたくさん。そのうちの一つに入ったら,メニュー完全ヒンディーで読解不可。

 

チキンカレーとチャパティ(ただ小麦をこねて水咥えて焼いたもの。これ🫓)と言ったら、200ルピーと言ってくる。メニューもよく分からないし怪しいから私は他の店に移動したいと思った。

 

しかしそしてここで食べてみるかとなる。カレーとチャパティはとても美味しかった!美味しくておかわり二枚追加しちゃったくらい。

そして会計。なんと二人で200ルピーだった。チャパティは一枚でなんと五ルピー。この立地で一人100だったんだ…騙そうとしていたのかと思った。と思ってしまった自分が情けなくなるその2。(バス降りたところで話しかけてきたインド人もどうせ怪しい奴だと思ってたのがその1)

 

匙加減難しい〜〜

 

番外編・wifiが欲しいと言ったらヒンディーで返事してくれたが何言ってるのかわからず困っているとスマホを取り出した。てっきり翻訳アプリでも出すのかと思ったらまさかのヒンディーのまま検索窓に打ち込んでおり意味がわからず面白かった。結局wifi使えず笑