北京ー蘭州ー敦煌ー北京ー羽田という旅程だった。秋田県国際課の職員の方には本当にお世話になった。30名の学生をまとめるのは大変だったと思う… 感謝しかないです😢
ビザ取得
まず大変だったやつ。
中国のビザはwebで申請,出力した書類を郵送,ビザをとりに行くというステップが必要。最後は必ず自分で受け取りに行く必要があるので少し取得に手間がかかる。
まずどのサイトが公式なのか分かりづらい。今回は大学から指示があったかはよかったが個人だったら苦戦したかも。
次に写真の要件が厳しい。友達でiPhoneの自撮りで何とかした子もいたけど,やはり何度も最後の段階ではねられたとか。私は写真館で三千円くらい課金して撮影してきました。
前髪を必ず全部あげる必要があるのが地味に1番嫌だった(がんばれ)
そして、受け取り。中国領事館は札幌,東京などにあるが、それぞれの県にある訳ではないので取りに行くのが大変。それだけで往復何日かかかる。今回は県庁の方が学生の分を取りまとめて取りに行ってくれたので本当に有り難かった。
このように中国ビザ取りはインドよりも面倒だと体感した。
日程・行った場所
9/4
羽田空港で集合。今回は秋田と蘭州姉妹都市交流のための親善旅行で,秋田大学からは26名,秋田県立美術大学から4名,奈良の各大学から2名×5校の学生合計40名が参加。
ちなみに旅費は全部蘭州持ち。蘭州すごい。。
羽田空港で他の学生と合流。
行く前に交流などなかったのでここで初対面。学年も学部もみんな結構違うのでドキドキするけどすぐ打ち解ける。
羽田からエアチャイナに乗り北京に到着。
北京でまずは夜ご飯を食べ睡眠。
そして夜はホテルでバイキング。
創意工夫の凝らされたメニューばかりだった
ホテルには何故かアルパカがいた…!高級!
明日からの生活にドキドキワクワクしながら就寝しました。
9/5〜の日々については続編のブログで!
おもしろかったことなど
-蘭州は秋の気候だった
敦煌はステップ気候、ほぼ砂漠で,年間の降水量は40ミリくらいしかない(雀の涙)。
それでも植物が育つのが不思議だった。
主にポプラが生えているらしい。
こんなにしっかり緑が!
ゴビ砂漠です
-ホテルのランク付が面白かった(飯店、大酒店、酒店の順番にランクがあるが、たまにズルして酒店に大を出す人がいるらしい)
さらに、ホテルだと思ったら本当に酒を売ってる場合もある!
ヒルトンホテルは別枠で建っているような雰囲気
歴史
-蘭州の開発が始まったのは他の都市に立ち遅れ今から20年前.なのでまだ新旧混在した感覚
しかし街の中心部はかなり発達している。道幅も広い
走っていると山肌が見えるのが日本との違いを感じさせる
-蘭州には日系企業は2個.しかも華僑が作った会社なので実質ない.日本人もほぼ住んでいない
-黄土は120メートルも深さがある.降水量も年間100ミリいかないくらいなので,土が堆積しても固まらない.なので穴掘って住む文化は発達せず。
-3000メートル飛んで,蘭州の砂埃が鹿児島県で見つかるらしい→県の人が植林に来る
-蘭州の由来は南北を挟む山の名前.こうらんざんと九州山の二文字をとって蘭州
-2000年前は紀元前とかなのかーと歴史を感じていた。
街歩き
-ほとんどアリペイかWeChatペイは本当だった。現金ほぼ使わない.
-早速Alipay使ってみた
-政府系建物は写真撮らない方が良い
-VPNSIMカードなかったらきつかった
どこでも(インド,ネパール,東南アジアでもそうだったけど)海外行く前にAmazonでSIMカード調達せよ!
そして対応バンド数が多いSIMフリーiPhoneは偉大だということがわかった
-レンタルバイクが歩道を走るので注意.ひかれたらひかれた人の責任になるらしい😂
-レンタサイクルもたくさん走ってた
-街はかなり綺麗 空気もマスクなしで問題ないレベルだった
○蘭州政府からの歓迎会
-秋田県と蘭州は交流がある!
-植林も行っていて秋田大の武田先生って人が蘭州ではかなり有名でテレビにも出る
-これまでのご飯ほぼ全部バイキングで、野菜多めにしてるはずなのに胃もたれがすごい.やはり基本的に油料理なんだな〜 でもアメリカの油料理とはまた別の感覚。もたれる〜 日本料理ってすごいですね〜
蘭州理工大学訪問
バスガイドさんから行く道で聞いたことを書いていきます〜
-回族97% 女性はスカーフ被る。残りは少数民族。中国には56の民族がいる
-蘭州は日本より大きい。
-羊をたくさん食べる🐏
-回族は清潔な習慣があるらしい(寺に行く前は手を洗う,足を洗うなど)
蘭州理工大学,とても美しく大きい建物だった.学生数もかなり。
日本語専攻の学生と交流したのでとても友好的な時間だった。これから敦煌に行く,と言ったら寒いからと言って自分のパーカーをくれた(?!)くらい仲良くなれた。
感想
今回は集団行動でかなり忙しかったので日記を毎日は書けなかったのが心残り。
他学部にたくさん友達ができたのがいちばんの収穫だったかな。
また今回は交流事業だったので友好的に迎え入れてもらった。個人旅行だとまた感じることも違うのかな。
国同士で色々あれ、日本語専攻の学生がいたりと個人レベルでは人と人との繋がりであることに変わりはないと感じた。